ロンドンでお好み焼き!そして、女将が最高!
ロンドンでお好み焼きが食べられるとは思わなかった!
ロンドンアイに行った帰り道。
waterloo駅がどこかわからなくて、たぶん、こっちかなあ~と歩いていたら、“日本語”発見!その名も、
「おかん」
そそられるわ~と思いながら、外のメニューを見てみると、モダン焼きから鉄板焼、おつまみも。ビールは“一番搾り”です~🤗
もう入るしかないでしょ!
室内も日本語でメニューが書いてあったり、ホッとします。
たったひとつ空いていたカウンター席に、ちょっとの差で入った女性が座ってしまい満席。
uups!
結構待ったけれど、帰る選択肢は私にはありませんでした。
「おかん」
という店名から大阪の人がやっているのだろうと思いましたから、絶対美味しいはず。
ロンドンアイに乗るのに1時間並んで、ヘトヘトでしたが、ここでも待ちます、ビールとお好み焼きのためなら…。
ラッキーなことに鉄板の前のカウンターが空きました。
隣は地元の人です。
店員さんも全員日本人みたいなので、いきなり、
「豚モダンと、一番搾り、で!」
なんて、注文しちゃいました。
楽だわ~。
このお店、平日にも関わらず、そして、多くのパブがあちこちにあるにも関わらず、ずっと満席です。
家族連れもいれば、日本人サラリーマンもいて、カップルで来ていたり、同僚と来ていたり。
そして、切り盛りしているのは、“おかん”ひとりだけ。お好み焼いて、スタッフに指示だして、って、お店の中、全部みている。
「○番さんと目を合わせてあげて」
って指示は、ロンドンでは“すみませーん”って店員さんを呼ばない習慣。
なので、お財布を出していたのを見つけて、スタッフに会計を促していました。
他にも、お子さんが焼きそばを頼んでいたので、辛くないか聞いてあげて、とか。
本当に、気配り、心配りの女将です。
なので思わず、
「繁盛してますね」
と話しかけてしまった。
忙しいにも関わらず、手と口を動かしながらも、私のおしゃべりに付き合ってくれました。
鉄板の上には常時いくつかのものが焼かれています。
それを次から次へと料理し、仕上げていきます。
玉子焼きはあっという間でした。
お好み焼きを頼む人は少なくて、焼きそばやカレー、牛肉ともやし炒め、鍋焼きうどんもありましたね。
女将は待っていた私に気遣ってか、他のお客のオーダーより先にモダン焼きを作ってくれました。
味は、ソースが甘すぎなくて好きな味。
広島風より大阪の味がやっぱり好きかな、とロンドンで思っている私。
そして、一番搾りには枝豆です。
なんの変哲もない写真ですが、ロンドンでは貴重なんです。
エールビールも何種類か飲みましたが、日本のビールが一番!
実は、キリンのビールは苦味があってあまり好きではなかったのだけど、ロンドンでビール飲んでいたら、すごく軽く感じました。
そして、女将の話…
ロンドン在住21年にして、お店を3つ経営されているそうです。
Brixtonという治安がよくないと言われている街ですが、昼間は活気があって、マーケットなどもあり、とても楽しい街らしく、そちらに、お好み焼きとラーメンのお店をそれぞれ持っていらっしゃるとか。
この、お好み焼き&鉄板焼のお店は7年前にオープンしたということでした。
すっかり地元に馴染んでいる感じ。
住んでいるとわかる、素敵なお店や場所を紹介してもらいましたが、今回は時間切れで行けそうにもありません。
また、次回…。
その代わり、次に行くパリのお店を教えてもらいました。
“Le カンボジ”
カンボジア料理のお店で、セーヌ川沿いにあるそうです。
2泊するので、その間に行ってみようかな?
ビールもおかわりしてしまい、楽しいおしゃべりと女将のちゃっちゃと働く姿に元気をもらいました。
ロンドンで一番刺激になったのは、この女将の働き方です。
これだけ気配り目配りできたら、世界中どこでも生きていけます。
すごいバイタリティー!
自分の良さやスキルを最大限に発揮できるものをみつけないと、って思いました。