レンタサイクルでリージェントパーク🏞️
ロンドンでいつか乗りたいと思っていた、レンタサイクル“ボリスバイク”。
試してみたら、予想外に便利でした!
レジデンスから一本隔てた通りに「ドッキングステーション」と呼ばれる駐輪場があるので、そこで登録手続きを済ませました。
と言っても、言語の選択ができるので、日本語をまず選択。最初に既に登録があるかどうかを確認するためにクレジットカードを入れるように指示があります。じっと待っていると、“まだ、登録なかったのね”みたいな画面が出てきて、いろいろ規約だとか、注意することなどが表示されるので、次へかOKを選択していきます。
そして、契約期間の登録で7日か24時間か選べるはずなんだけど、なぜか24時間しか選択できませんでした。そして、24時間を選択し、2ポンドですよ、と出てきます。契約約款を読んで承諾したら、決裁。また、カードを入れて、PINコードを入力すればOK。
すぐに使うか、後で使うか聞いてくるので、それも選択。機械の指示通りに操作すれば大丈夫。
すると、レシートがスルスルっと出てきます。
これに5文字の数字(1~3までの組み合わせ)が書いてあります。
借りたい自転車のところに行って、隣にあるボタンでその数字を入力すると、オレンジのライトから緑のライトに切り替わります。
これで、自転車を後ろに引っ張って出します。
こうやって書くと、面倒くさいね。
だけど、操作は簡単です。
で、イギリスでも基本的に自転車は車道の左を走ります。イギリスも左車線で日本と同じですから走りやすいです。
バイクみたいに、信号で止まったら前に出てきちゃって大丈夫。
日本と変わらないです。
ただ、信号は車と同様に守って、斜め横断もダメですからね。
というわけで、カムデンタウン方向に左車線キープしながら出発!
思ったよりも、昇り坂で足にきました。
これは、よい運動になります。
なお、ギアもついていて、3段変速です。
右手グリップの親指側を回せば切り替わります。
これで坂道も楽になりました。
なお、ドックからドックへの移動が30分以内なら追加料金はありません。続けて30分以上乗った場合に30分ごとに2ポンドかかります。
そして、ドックのある場所は携帯のアプリから地図で見れます。最寄りのドックがどこにあって、パーキングがいくつ空いていて、自転車が何台置いてあるか、まで見れます。
優れものです!
ドックは歩道にあることが多いのですぐにみつけられますよ。
という私は…
さあ、自転車止めてリージェントパークをお散歩しようと思ったら、携帯の電波がなぜか入らない。再起動したり、いろいろやってみたがダメ。
どこに止めよう?30分経っちゃうし💦💦
と、遠くを見ると、ドックっぽい緑のライトが見えます。
あそこに置くしかない!
公園はもう隣だし、問題ないってことで、やっと駐輪できました。
最初は確かめてから出発すべきでした(._.)
反省…
移動ルートは以下の通り。
右の方に私の住むレジデンスがあります。
このピンクのラインが自転車移動したルートです。青が徒歩での移動。
自転車を置いて、公園の中に入っていきます。
中で乗ってもOKです。
私は、この暑さで喉がカラカラ。
取り急ぎ、カフェを目指してまっすぐ進みました。
リージェントパークは大きな公園なのですが、カフェもたくさんあって、手ぶらでも行けます。
とにかく、広いのですよ。
これで、全部ではないです。
小高くなっている丘の上のカフェでは、ビールやワインも売っていて、木陰の席をキープした人たちは、ビール飲みながら涼んでいました。
私は草の上に座ってしばし休憩。
写真に撮っておいた公園の地図(上記の地図)を参考に、次の目的地、St.Jhon'swood駅を目指しました。
日が当たっているところは痛いくらいに暑いですが、木陰になると、とても涼しくて、子供の頃に遊んだ森を思い出します。
暑い道路を歩くのはしんどいので、この前、運河ツアーで通った運河沿いの道を行きます。
ボートが通ると、睡蓮が大きく揺れて、さざ波の立つ音が、なんとなく涼しげに感じます。道路の下をくぐり、国鉄の線路が見えたところで、折り返して上の道路に上がる階段がありました。
そこを上ると、目の前にはSt.John churchが見えます。
この道をまっすぐ行って、近く駅の手前、病院を通り過ぎたところの角を左に行くと、目指すアビーロードがあります。
左に曲がると、そこは戸建て住宅の並ぶ高級住宅地。
フラットもゴージャスです。
こんなところで暮らしたら、ロンドンのイメージももっと良かったはずなのに、な。
ひとつひとつが個性的で可愛らしい家々を眺めながらの散歩も楽しいです。
そして、次の大きな通りを右に曲がると、人がたくさんいるので分かります。
横断歩道で車を待たせながら、写真撮っていますから。
そこが有名なアビーロードの横断歩道。
すぐそばにアビーロードスタジオがあります。
普段の日だというのに、この人だかり。
同じアングルでは撮れなかったのだけど、雰囲気はあまり変わっていないように思います。
これを見たかった…
満足!
と思ったら、小腹も減ってきたのでリージェントパークに戻って、カフェで休憩することにします。
近くにドックを発見したので、そこで自転車を調達。
“自転車を借りる”って所を選んで、また、いろいろ読んで、カードを確認のため入れるところまでは同じ手順。既にカードは登録されているので、すぐにレシートが発行され、ナンバーを入れたら、すぐに使えます。
ここからは長い下り坂。
下っていくにつれて、庶民の香りが…。
道路は広いのだけど、所々工事していて車線規制されていたり、2階建てバスも通るので、気をつけなければいけません。
安全のために後方確認しつつ、車線側に出ていきます。
ここはスピード出て、面白いくらいスイスイでした。
そのうちに、Merylebone roadという大きな道路に出ますので、左折します。
マダムタッソー美術館が見えてきたら、公園入り口ですので、また左折。
車の通りの多いところでは、流れに乗って進めるときはよいのだけれど、駐車している車やバスが停車中だったら、無理はしないで、自転車から降りて歩道を移動する方が安全です。
ロンドンで、おばちゃん乗りしてますから。走り出しが遅くて…😅
リージェントパークのテニスコート近くのドックに止めて、近くのカフェで休憩しました。
木陰のテーブルを占領して、お茶とケーキ
テニスしている人たちを見ながら、私もまた始めようかな、なんて思ってしまいました。
そうこうしているうちに夕方に🌇
今日は日曜日。
サンデーローストって言う、日曜日だからローストビーフを食べようっていうイギリスの風習があります。
学校近くに、女性ひとりでも入りやすいお店を見つけておいたので、そこに行こうかどうしようか…。
来週は湖水地方に旅行に行ってしまうので、今日しかないかも、って思ったら、即出発。
また、同じように手順で自転車借りて、今度はユーストンスクエアまで、あの交通量の多いMerylebone St.をひたすらまっすぐ進みます。
気をつけなければいけないのは、路肩が盛り上がっていたり、排水溝の金属の蓋があったりして、ハンドルを取られる可能性があること。なので、路面には注意して行きましょう。
自転車止めたら、目指すはCrown & Anchorというお店。
パブです。
外のメニューには、ローストのメニューがありました。
中に入って、ローストはありますか?と聞くと、残念ながら終わってしまったそう。
やっぱり、昼間に来ないとダメなんだな。
来週、湖水地方からの帰りの電車がユーストンに着くのが14時半頃なので、再挑戦します。
自転車があるのをよいことに、ユーストンのスーパーで買い物して、また自転車借りて乗せようとしたら、なんとベルトが留まりませんでした。
日本みたいにカゴじゃなくて、乗せる場所はあるけれど、ベルトで押さえて乗せるみたいな。
仕方がないので、とりあえず乗せて、片手で押さえて、なんとか帰ってきました。
片手運転ダメですからね。