おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

ローマ4日目 ポンペイツアー

4日目はポンペイです。

ポンペイって、子どもの頃、何かの本で読んで衝撃的だったんです。一瞬で町が埋まり、人の形そのままが遺跡で残っているなんて。怖くて、その写真があるページは飛ばして見ていました。

本で見たその場所に行ける時代になったのだから、そこは行って見たいと、ローマから足を延ばすことに。
ローマ以南は治安が良くないと聞いていたので、今回は電車ではなくバスツアーにしました。あいにく日本語ツアーがなかったので、英語ツアーです。

朝6時に地下鉄フラミリオ駅に集合。
始発に近い時間に乗ったので、駅には人もおらず、逆に怖かった記憶があります。

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待っていると、ツアー会社の人も来て人も集まり、ほとんど満員で出発。
もちろん、日本人、アジア人は私ひとり。
また、時間間違えて置いていかれないように気をつけないといけないです。

バスは渋滞することもなく、途中トイレとコーヒー休憩をはさみながらポンペイに到着。車窓からはナポリの街も見えました。

このツアーは現地に4時間滞在し、秘儀荘観光も含むツアーです。
ポンペイは観光地となっており、例にもれず駐車場にはお土産屋さんがすらっと並んでいました。
そこからガイドさんと一緒に途中まで周ります。やはり、英語とはいえ、解説があるとより理解できて、何倍にも楽しさは増します。

町外れにある円形競技場

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真ん中を水が流れるようになっている道

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パン焼き釜

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秘儀荘

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ヴォスヴィオス山のふもとに広がる町の景色は、想像していたのと違って、人々の生活の息吹そのものを閉じ込めたかのような空間でした。時が止まっている感じ。

この日は暑くて日陰もなく、4時間の滞在は結構きついものがありました。
休憩センターが真ん中にあるのですが、小さなフードコートとトイレ利用のための場所で長く居ることはできませんでした。
町外れまでくまなく見て歩けば、4時間はあっという間だったかもしれませんが、暑さにバテました。
途中、ガイドさんが「ここの水は飲めますよ」と、遺跡から溢れる水道を見せてくれました。あまりの喉の乾きに飲んでみましたが、全然大丈夫でした。

秘儀荘の壁には、今でも鮮やかな装飾が残されています。美しい色彩を見ると、当時の華やかな様子が目に浮かびます。

遺跡の横ではまだ発掘が続けられていました。

バスを降りて観光に行く前に、戻りの時間と場所をガイドさんに再確認しました。
そうしたら、「あなたのことは最初から目をつけていたわ。置いていかないから大丈夫よ」と言ってもらえて安心しました。

海外ではコミュニケーション、本当に大事です。どんどん自分から聞いていかないといけないんですよ。

ポンペイ行けてよかったです。