日曜日は、あこがれのコッツオルズ!
コッツオルズ、意外と知られていないのかもしれないです。
語学学校のクラスメイトは、それなに?って反応でしたから。
私の発音が悪いのかもしれないけれど…( -д-)
このツアーは、日本語アシスタント付きのツアー。
土曜日のツアーはハラハラドキドキだったから、コッツオルズは安心して見てまわりたいな、と思い、日本語ツアーへ。
コッツオルズを説明すると、丘陵地帯にある小さな村で、昔ながらのコッツと言われる石を使った屋根、レンガの壁の可愛らしい小さな家々の村のことです。
いくつかの村がありますが、今回は4つの村を周りました。
ロンドンから車で2時間。
丘陵地帯は牧畜と農業が行われています。
恐らく、私が英国史を大学で習ったときの記憶では、昔から“三圃式農業”(threr field system)が行われている場所ではないかと思われます。
三圃式農業とは、冬穀、夏穀、休耕地と3つに分け、ローテーションしていくやり方。休耕地では放牧が行われていて、その家畜の糞などで土地が肥え、翌年の作物の成長によい影響をもたらすと言うもの。
今年は麦が黄金色に色づくのが1ヶ月早いようです。
夏の暑さの影響らしい。
のどかな景色を見ながら、丘を登ったり下ったり。
最初の見学地は、Bibury。
小さな町ですが、とても素敵なところ。
小川が小さな町の真ん中に流れていて、鴨?あひる?がのんびりと泳いでいました。
ここの見所はアーリントンロウという、14世紀の織物職人の家々です。
下の写真がそうです。
近くに鱒の養殖場、といっても大きな池、があり、川にも鱒が泳いでいるはずらしいのですが、私は見れなかったです。
この鱒の養殖場のお土産屋さんで、かわいいリバティプリントのエプロンとカップ、羊の絵のノートとペンをお土産に買いました。
ロンドン市内よりも、ずっと物価は安いです。
“スワンホテル”という名前のホテルがあり、目の前の小川には、その名のとおり、白鳥がいました。
次の町は、Borton on the water。
Biburyから車で30分くらい。
コッツオルズと言っても広いのです。
ここは、比較的大きな町で、スーパーがあったり、新しい住宅も作られているようです。
観光する街の中は昔ながらに保たれていますが、自動車博物館、香水博物館など、観光するところもあります。
ウィンドラッシュ川の両岸が観光スポットです。
ティールームやレストランなどが結構あります。
なので、ここでランチ。
イギリスでは、“サンデーロースト”と言って、日曜日にローストビーフを食べる習慣があるようです。
その代わり、平日は質素なもので済ますとか。
今も、平日はスーパーで売っているチンするお惣菜で済まし、お休みの日は外食ってことが多いらしいです。
ここでは、アフタヌーンティーもクリームティーと言われる、スコーンと紅茶のセットも頼めますが、私は普通のレストランにGOしました。
川沿いのレストランで、トリップアドバイザーで2位になっているところです。
雨がふっていなかったら、外で小川を眺めながら食事ができます。
お肉料理もハンバーガーもいろいろあるみたいですけれど、私はオススメの、リークネギとマッシュルームのストロガノフにしました。
ソースがブリオッシュに染みて美味しい!
ちょっとボリュームはなかったので、デザートもいただきました。
私が選んだのは、stiky toffee pudfing。
“stiky”というのは、ドロッとしたという意味です。
この周りのソースは温かいキャラメルソース。
めちゃくちゃ甘いです。
ブラウンケーキの上に乗っていたのは、アーモンドの入ったアイスクリーム。
温かいソースと冷たいアイスクリームのコンビネーションが最高!
これに、カフェラテをつけても、16ポンド。
ロンドンでは、ハンバーガーだけでもこれくらいの値段。
美味しくて、お安くて、素敵なレストランでした。
しかし、人気があるようなので予約が必要みたいです。
私が入ったのは、たまたま時間が早くて誰もいなかったのと、ひとりだったので予約なしでも入れてもらえました。
ラッキー😃💕
ここで、お腹をいっぱいにして、少し眠くなりながら、すぐ近くの町、Stow on the woldに移動です。
ここは、アンティークショップの多い街なんだそうですけれど、商品も少なくなってきて、お店も少なかったです。
ここの見所は、茅葺き屋根の家。
コッツという石でできた屋根がほとんどのコッツオルズでは珍しい家だそうです。
少し見づらいですが、屋根の上に狐がウサギを追いかけている飾りがあったり、遊び心があって洒落ていますよね。
ここは高級住宅地のようで、どなたかの別荘なのか、お庭の手入れが素晴らしくされていて、お金持ちエリアだそうです。
聖エドワード教会のステンドグラスもきれいでした。
それから、キャサリン妃お気に入りのHanptonsHumpersでお茶するのもよいし、ショップで折り畳めるお買い物バックがお土産に最適だそうです。
私は残念ながら、大混雑で中に入れませんでした。
近くのファームの放し飼いの卵も買えるようなので、本当はそれが買いたかったのですが。
もう、この辺でかなり疲れてきているのですが、もう1ヶ所。
Chipping Camdenに寄りました。
ここは、少し家の色が異なって、ハニーカラーと説明されていましたが、かなり年期の入った昔ながらの建物が残っています。
14世紀から17世紀にかけての建物です。
寂れている通りの感じも、映画「オリバーストーン」を思い起こさせてくれて、ノスタルジックな歴史を感じる町でした。
日本人のツアーだけあって、途中、トイレの心配もしてくれるし、置いてきぼりにされる人がないように気を使ってくれ、その上、チップも要求されず、本当にストレスなく楽しめたツアーでした。