おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

ミラノドゥオーモ・ドゥオーモ博物館その2

考古学コーナーにも入ってみました。

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そこはドゥオーモが建てられるずっと以前の建物の遺構が残されており、当時の生活や文明を知ることができます。

恐らく4~5世紀頃。
教会の一部と思われます。
下水道があり、かつ床に描かれた装飾(復元はされていない)があり、洗いだしの床があったことがわかります。

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テラスにエレベーターで上がってみました。

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エレベーターはドゥオーモの右手の出口から一度外に出ます。
出てすぐのところにあるエレベーターはファストチケット用。
ここでもおカネが歩く距離で物をいいます。
ちなみに、エレベーターに乗るのはエレベーターつきのチケットが必要。4ユーロ高いです。

ぐるりと反対側にまわり、エレベーターに乗ります。
ここでも待ちます。
鞄のチェックとこのエレベーターが6人くらいしか乗れないためです。
なのに、係員がひとり乗っているので、その分乗れる人数が少なくなっています。

エレベーターで上がったと思ったら階段。
ここは老人になってからでは行けない場所でした。

大理石なので滑ります。
要注意‼️

しかし、上がってみると、そこは絶景‼️
100本以上の塔の先にはひとつひとつ聖者の像があり、街を見下ろしています。
まるで守っているかのよう。

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時間があればルーフの上でボーッと過ごすのも良さそうです。

ずっと大理石を磨く作業は続いていました。

ただし、屋根なので斜めになっていて滑ります。
気をつけて!

しかし、この重い大理石を屋根にするなど、どうして考えたのでしょう。
この重さを支えるための構造計算はどのようにされたのでしょう。
興味は果てません。

ドゥオーモ博物館にも入れるチケットだったので行ってみました。
チケット売り場の入り口向かって右側にあります。

ドゥオーモにあった美術品がたくさん展示してあります。
教会の祭司に使われる道具などもたくさんありました。
ドゥオーモの中にもたくさんの美術品はありましたが、さらに、これでもか!というくらい。
私は、建築に興味があったので模型に感動。
模型でさえ、これだけ複雑な建造物を実際に作ってしまうなんて、すごいことです。
500年かかった理由がわかりました。

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途中、教会の中を見るコースなのですが、なんと入り口には“寄付はクレジットカードでできます”という機械があり、びっくり!

どこまでも、お金を稼ぐことに熱心なことがよーくわかりました。