おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

レマン湖素敵!モントルーは是非、高級ホテルで!

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ここ、モントルーを抜かしてしまいました。
ローザンヌモントルーに行き、そこで1泊。
モントルーはゴールデンパスラインの始発駅です。
ルツェルンまで行きます。
私は途中のインターラーケンで降りて、グリンデルワルドへ。

急ぐ旅にしたくなかったので、とりあえず、スイスに入ったらどこかで一泊と思っていました。

ところが、思っていたよりもずっと素晴らしいところでした。
お金持ちの別荘地でありながら、観光客も来ている土地。
レマン湖の一番良い場所だそうです。
この季節だと、湖で泳ぐこともできるので、家族連れが水遊びしていました。
お金持ちたちはボート遊び。もしくは、別荘と思われるマンションのベランダでバーベキュー?
皆さん、思い思いに遊んでいます。

私のホテルも湖の近くに取ったはずが、駅から徒歩12分😅
このスーツケースを持っての移動が堪えます。
調べたら、駅前もってから湖の前の通りまでエスカレーターがあり、そちらから行くと、平坦な道でよかったみたい。
帰りはバス+エスカレーターで楽々でした。

パリの安宿を経験していたので、今度のホテルは大満足。
シャンプーはなぜかなかったけれど、すべて揃っていました。ベッドも大きい。天井になんとかファンが回ってます。
小さなホテルですけれど、スタッフもフレンドリーでいろいろ教えてくれてありがたい。

チェックインしてすぐに、シヨン城に行きたいと思っていたので、バスの乗り方を教えてもらいました。
ホテルでバスのフリー切符ももらえて、これで自由自在に動けます。
シヨン城は、ホテルからバスで少し行ったところ。
小さな古びたお城兼牢獄にも使われたところ、というと、わざわざ行かなくてもいいか、と思いがちですが、いやいや、絶対に行った方がよいです。

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逆光でよく写っていなくてすみません。

元々、この地を治めていた領主の館です。
歴史がわかっているのは11世紀くらいから。
その頃の建築がよくわかります。
ゴシック建築の部分もあり、増築や改築が繰り返されてきたようです。
20世紀に入って復元された部分もありますが、領主の暮らしぶりも見てとれますし、何より、この美しいレマン湖を毎日見ながら生活していたことは何よりの贅沢だと思います。
また、城は要塞の役目も持っていたため、他の城でもみられるような仕掛けもありました。

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これ石落としの穴です。
まわりが湖なので湖面に落ちるようになっています。

この城の見所は、迷路のようになっている内部。途中で出口にたどり着けないかと思ってしまいました。
また、地下の教会に使われていた場所は、暗くて怖くて、早く出たいと思わせる場所。他にも、処刑場や牢獄の跡はそそくさ立ち去ります。怖いから((( ;゚Д゚)))
領主が使っていた部屋は、木の天井が残っていたり、壁の装飾や調度品。宴会のための広間がとても広くて、3階建てになっているこの建物がどうして細い柱だけで支えられているのか、不思議な感じがしました。

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マイナーだけど、面白いお城。
ぜひ!

そして、帰りに夕ごはんを食べようと、バスから見つけた素敵なレストランに予約を入れようとしたところ、空席なし。
ホテルのレストランで湖が見渡せるテラスがあるところは限られてしまうので、どこも一杯なのでしょう。

駅前のメルキュールがお値段もお手頃(と言っても3万円くらい)で良さそうでしたが、電車で子どもが騒いでいた中国人家族が入っていったので、ここじゃなくてよかった!と思いました。

次があれば、湖の見える部屋に泊まって、そこのレストランでお食事がよいですね。

ちなみに今回は、どうしても湖見ながらご飯食べたかったので、レイクサイドのマックで夕日が沈むのを見ながら、ご飯ということで。

全然、色気もグルメもなくて、スミマセン😢⤵️⤵️

モントルーは、まるでハワイみたいな感じ。
お花は咲き乱れていて、湖に沈む夕日を見ながらご飯は食べれたり、クルーズがあったり。
高級別荘地という理由がわかりました。
しかし、悪く言うと、湯河原か熱海。
古びたホテルが並んでいるところはそんな感じ。
だからこそ、庶民でも行きやすいのかもしれないです。

本当は1週間くらい、のんびりしてもよいところでした。