おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

もう無理!って、思った…

さて、水曜日は朝からテキストを使った授業。
先生はJohnny。

この人も“クセがスゴい”系。

英国人ではなさそう。
だけど、白人。
どこの国の人かは不明。
授業の始まる前から、インドの音楽みたいなのをかけていて、えっ?って感じ。
それに、意味なくラテン語を使ってくるところも、また、うざい。
英語を習いに来ているのに、さらに混乱させる気か!って、思いますよね。

そして、授業は問題を解くことの連続。
普通は先に説明してからのテストでしょ?
ところが、この先生は、

“問題読んで勝手に解いて”

ってやり方。

答えは隣の人と相談してよいのだけど、隣のイタリア人クリスティーナの英語もかなりたどたどしい。

さらに、Johnny先生の英語は普通に速い。
普通なんだと思うけれど、伝えるべきことはわかりやすく、少し配慮して伝えてほしい。

さらに、辞書禁止。
書くこと禁止。

私なんか、わからない単語があって、問題の意味がわからなくて、全然解けない。

調べたらわかるのに、調べちゃいけないっておかしいでしょ?

それに、テキストが口語で使う表現が中心なので、日本の学校では習わない言い回し。

調べれば、なんてことはないし、教えてくれればわかるのだけど、な。

とにかく、問題、問題、問題!

解き続けながら、先生の速い英語を聞き取らなければいけないので、途中で私の頭はフリーズしてしまいました。

完全にオーバーフロー。

もう、これ以上、英語を聞くのも読むのも、頭が拒否している。

こういう時って、魂抜けて、ただただボーッとしてしまう。
初めて、授業についていけない子が、ボーッとしてしまう理由がわかりました!

私の頭はオーバーヒートしていて、途中で放り出して帰りたかった…(。>д<)

こんなツラいことは、大人になってから滅多にない。

だけど、最後までクラスには出席しました。

終わったあと、泣きそうだった…。

即刻、学校を後にして、安らげる場所…、

そうだ!日本食を食べよう!

と、思って少し離れたところにある、チェーン店の“itsu”に向かい、日本食ではないな、と思いながら、冷たい鮭のお弁当を食べ、テラスでボーッとしてました。

あー、異国の地で、こんな落ち込むとは、ねー。゚(゚´Д`゚)゚。

この時は

“途方に暮れる”

という表現がピッタリの状況。

昨日、オックスフォードサーカスで突然ネットがつながらなくなり、それでも途方に暮れていたのに、さらに追い討ち。
このときもネットがつながらず、フリーwifiを探していたところでした。

しかし、神は試練ばかりを与えません。

なんと、突然、ネットが復活!

それだけでも、生き返った気持ち。

異国では地図を見るのもネット、言葉を調べるのもネット。
ネットがないと、欲しいものも買えないし、行きたいところにもいけない。

復活してくれただけで、次に動き出すことができる。

さて、とりあえず、元気出すにはどうしようか。

観光に行く気持ちにもなれず、日本の友達に愚痴っても仕方ないし、今日の夕飯のことでも考えようかと、Googleマップを見ていたら、近くに韓国食材のお店を発見。
納豆を買ったものの、それだけでは味気ないと思っていたので、キムチを買いに行くことにしました。

キムチ納豆も食べれるし、チゲにしてもよいし。
ご飯を食べないと元気がでない!

そこで、キムチ、みりん、日本のゴマドレッシングをゲットしました。

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別に、見せる必要もないんだけど、外国にいると妙に嬉しいものなんです。

他にも寮の近くのスーパーで食材買い込んでストレス発散しました。
もう、カレーでも、照り焼きでも何でも作れるくらいの材料は買いました。

しかし、ひとつどうしても必要なものがないのです。

“包丁”

寮のキッチンにもないし、スーパーにも売ってない。

これは本当に困った…。
当然、あるものと思っていたのに。

ちょっと、また、考えます…。

デブを覚悟でティラミス食べたら、少し元気が出ました。

さて、寮に戻ったら洗濯しなくちゃ💦