おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

ベネチア国際映画祭に紛れ込んだよ

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ブログご無沙汰してしまいました。
ベネチアの次に行くフィレンツェでいろいろありまして💦
それについては、次のブログで書きます。

さて、ベネチア

ベネチアとてもいい!
ここは、また、行きたい‼️

リド島散歩で、ベネチア国際映画祭をやっていることを発見した私。
アパートに帰ってから、早速チケットの予約をしました。

ベネチア国際映画祭といえば、北野監督が来ていたイメージしかありません。
リド島に行ったからといって、北野監督に会えるわけではないのだけど、何だか特別な場所のような気がしてワクワク。

映画祭にはたくさんの映画がノミネートされています。
なので、どの映画がいつ、どの映画館でやっているかのスケジュールを見ながら予約しました。

しかし、予備知識もなく、突然行こう!と思い立った私。
どれが観たいかと言われても、わかりません。
とりあえず、メイン会場でやっている映画で、英語のもの。イタリア語ではちんぷんかんぷんだし、日本の英語もノミネートされていたのだけど、もっと遅い日程でした。
そうすると、“at eternity's gate”。
しかし、なぜだか、これだけお値段が高い!
なぜだ?わからないけれど、せっかく行くのだから、できれば、メインで!と購入。

さて、夜19:30からなので、ヴァポレットの時間を調べてみましたが、夜中まで動いているらしく、問題なさそう。

とにかく、行くべし!
洋服もそれなりのに着替えて、いざ出発です。
リアルトからヴァポレットに乗ったのだけど、サンマルコで降ろされ、次の船に乗ったりしていたら、時間がヤバいことに。
さらに、雨もパラパラ。
リド島へはサンマルコから15分なのだけど、これが長く感じます。

着いたら、昨日確認していたバスに乗り込みます。
バスはヴァポレットのチケットと共通なので、そのまま乗ってOK!
Googleマップで、どこで降りるかを確認します。
バス停からは5分くらい歩くみたいです。
しかし、首からカードを下げた関係者っぽい人がたくさん乗ってきたので、とりあえず後をついていけば何とかなりそう。

バスはあっという間について、みんな降りるので、私も。
海沿いの通りにでて少し歩くと、そこは通行止めになっていて、音楽やカフェやブースがあります。
インフォメーションで聞こうと思ったら誰もいない。
映画館もたくさん。
警備の人に、“sala grande?”と聞いたら、行きすぎていた💦
走って戻って、また“sala grande?”
手前の建物だという。
入り口閉まっていたけれど、“sala grande?”と聞いてみた。
そうしたら入れてもらえた。
さらに、真正面らしき場所で、“sala grande?”と聞いたら、お姉さんが私の腕を取って中に入れてくるました。しかし、そこは真っ暗。もう、始まってしまったみたい。
そして、“トイレは大丈夫?”“あなた初めてなの?”と小声で聞かれました。
そして、とりあえず空いている席に座らされ、事なきを得て映画を観ることができました。
映画は、アメリカとフランスの合作で、ヴァン・ゴッホを描いた作品。
よかった…去年、ゴッホ美術館行っておいて。
大体の生涯の流れはわかるので、細かいセリフでわからないところもあったけれど、内容もわかりました。
セリフは少なめで、主役の俳優さんの表情や映像で見せる映画でしたので、助かりました。

そして、エンドロールが始まると、スポットライトが当たって、なんと俳優と監督がすぐ後ろにいたではありませんか❗
だから、あの緊張感だったのかあ、と、ようやく把握しました。
とにかく、拍手がなりやみません。
本当に素敵な作品で、言葉のよくわからない私でも引き込まれていきました。
なので、スタンディングオベンションです。

うわー、すごいところに私いるかも…😲

しばらく、様子を観察して、外に出ました。
外には、例の“レッドカーペット”があります。

全然、知らない俳優さんたちですが、次々に出てきて写真を撮られてます。

なので、私もパチリ👀📷✨

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少しだけ、特別な空間にいれて、夢みたいでした。
そして、帰りのヴァポレットから見るベネチアの街の明かりがとてもきれいでした。