おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

なぜか、ウィンザー城

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今日はストーンヘンジツアーに参加してきました。

って、なぜウィンザー城?
それは、後々明らかになります。

出発前、イギリスでの観光の予定は全然予定してなくて、行ってから考えればよいかあ、と、いつものように気楽に考えてました。
しかし、思いの外の学校のストレスもあって、ストレス発散のために、前日、急遽、ツアーに申し込みました。

このツアーは、英語ガイドのツアー。ツアー会社もイギリスの会社。

バウチャーだけは日本語でも書いてあったので、集合場所までは無事に到着。

ビクトリアコーチステーションには、巨大なバスターミナルがあって、その目の前のゲート近くに、ツアー会社のレセプションはあります。
朝8時15分のチェックインなので、6時半に寮を出て、ビクトリアステーションへ地下鉄で20分くらいです。
地下鉄のビクトリアラインはBrixtonって、あまり治安の良くないところ行きなので、電車の中もちょっと怖かった。

ビクトリアステーションには無事に着いたのだけど、指示された出口でない方に出てしまった💦
そこからは、googleマップ片手に右往左往。
案内通りの道まで行きつ戻りつしながらも、地図通りの道に戻れたので、なんとかなりました。

チェックインも早めに済ませ、

“1番ゲートのそばで待っていれば、日本人のスタッフが来るから”

と言われたので、ちょっとだけ近くのカフェでお茶してから、ずっとドアの脇で待っていたのに、現れない日本人。

とうとうチェックインの時間になってしまったので、聞いてみようと、お姉さんに声をかけると、慌てた形相で

“come with me,come with me”

と、連れていかれた先は、すでに乗客でいっぱいのバスの中。

“ここ?”

って、聞いたけれど、有無を言わさず乗せられ、出発しました。

私の申し込んだツアーは、ソールズベリーで現存しているマグナカルタを見て、アフタヌーンティーをし、それから、バースとストーンヘンジに向かうツアーです。

なんですが…

なぜだか、ウィンザー城に向かってます。
そして、ウィンザー城に着いてしまいました。

あれ?…

と、思いましたが、もしかしたら、ソールズベリーの前にウィンザー城に寄るのかしら、とそのままウィンザー城を観光。

城の入り口まで添乗員のおじさんが案内してくれるのだけど、あとは自由行動。
入り口では、空港と同じようにバッグの赤外線チェックがあり、金属探知機を通ります。
やっぱり、女王が実際に住んでいる場所だからかしら?

一緒のツアーのご夫婦が親切で、いろいろ教えてもらって、日本語のオーディオガイドもゲット。

お城の中は、もう…豪華!としか言い様のない、おとぎ話に出てくる世界でした。
写真禁止なので、撮れませんでした。
ごめんなさい。

ルーブル美術館もかつては住まいだったと説明を聞いたけれど、実際に今でもこんなところに王女は住んでいるのかと思うと、その生活は想像できません。

食事をする部屋やらなにやら、分かれていて、すべてに豪華絢爛な装飾が施されています。
調度品も特別なものばかり。
各部屋に暖炉があり、窓からは壮大な景色。

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私だったら、やっぱりくつろげないなあ~、と思ってしまうのは貧乏性なんですね。

さて、時間になったら、元来た道を自分でバスまで帰ります。城の出口は入り口とは別の場所。
来たときに見覚えのある通りだけど、どっちからきたっけ?
ガイドさんは、わざわざ振り返らせて、目印を教えてくれたのに…。
見覚えのある通りを探しながら、少し歩くと、その目印のある通りを発見!

やった!よかった!

そして、来た道を戻ったのはよかったのだけど、どんなバスだったっけ?

乗るときは、有無も言わさず乗り込まされてしまって、バスの色も何も覚えていません。
それに、日本のバスと違って、ツアーの名前も書いてないのです。
あとは、ガイドさんの顔を探す他ない、と思って、いろんなバスを覗きこんでいたら、老いてからのロバートレットフォード似のおじさんが、あちらも“よかった、よかった”って、顔して待ってました。
何しろ、日本人は私ひとりで、半分くらいしか言っていることわかってませんから。
それでも、帰る時間と場所だけ、聞き漏らさなければ大丈夫!

次はバースの浴場跡に向かいます。