おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

今日はスイス~ミラノまで珍道中 その1ベルニナ鉄道…自分の足で歩く旅

癒されたポントレジーナ(サンモリッツ郊外の村)を後にして、ベルニナ鉄道に乗りました。

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お宿をゆっくり出発。

名残惜しい…ここはずっといたかったホテル。
このホテルと周りの観客だけで癒されます。
スタッフも皆さん親切で、家族のよう。

それもあってホテルを出発したのは、列間の来る10分前。
駅から5分だし、ホームも改札もない無人駅なので余裕!と思っていたら、長い坂道、それも駅前は砂利道に苦戦。
息を切らしながら登っていくも、列車は無情にも行ってしまいました。
これが特急列車で指定席で、となったら、20分前には着いて、乗る車両の確認や荷物置き場の確認をするのだけど、今回はローカル線。特急券もなければ、指定席もない。
どの電車に乗ってもよい、という気の緩み。
乗れなかった列車で行っていれば、ティラーノでミラノ行きの列車を1時間待ちの予定でした。
次の列車だと、乗り継ぎ8分。
乗り換えられると思うけれど、忙しい…

息を整えて、我に返るまで20分経過。
さて、と顔をあげると、そこにはドアがあります。
ドアの隣には何やら機械が…。
ちょっと触ってみたら、カードが使える小さな券売機でした。
では、隣のドアとこの機械は関係ないらしいので、と開けてみました。
ジャーン、待合室。それも、高倉健さんの映画に出てきそうな木のぬくもりたっぷりで素朴な待合室。
そこにお邪魔して一休み。ベルニナ鉄道のパンフレットも置いてありました。
ここでベルニナ鉄道の予習。

ベルニナ鉄道は、このsurovasの駅を出ると、monteratch氷河やDiavolezzaの氷河を見渡せます。氷河を過ぎるとLago biancoと言う湖と氷河の景色、そしてAlp grumへ。そこからは下りです。

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グネグネのカーブをゆっくり下っていきます。

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ベルニナ特急に乗らないで、普通の列車にしたのは、指定席ではないので、空いていれば右に左に移動しながら景色が見えるからです。
さすがに2等車は混んでいるので、1等車を選ぶのが正解。1等を買っておいて、窓の開く2等やトロッコに乗るのはOK!

さらに下ると、湖が見えてきます。Le preseの駅付近です。

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さらに、イタリア側に下り、Brusioの駅を過ぎると、“Brusio circular Viaduct”と呼ばれるループ橋を渡ります。

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ここが最後の見せ場かな。
これを過ぎると、まもなくティラーノです。
列車の中で、切符の確認と一緒にパスポートを確認されましたが、それでおしまい。

日本のパスポート万能です。
他のアジアの国の人たちは、制約もあるらしく、行きたくても行けない国もあるようですので。

ティラーノに到着。

このベルニナ鉄道が、今回乗った様々な鉄道の中で一番面白かったと思います。
あっという間でした!