マッターホルングレッシャーパラダイス…寒い((⛄))
昨日の天気予報では、午後から雨か曇り。
午前中しか晴れ間はないということだったので、早起きしました。
そして、ホテルのテレビでは各観光スポットのライブ映像が見れるようになっているので、そこをチェック。
今日行く予定のグレッシャーパラダイスは雲の上で快晴☀️です。
このタイミングで行くしかない!
昨日は、雲がかかってマッターホルンのナイフのようなフォルムを見れなかったので、今日こそは!です。
ここまで来たのに、見れないのは残念すぎます。
一応、ツェルマットに入ってすぐ予習しました。
イモトアヤコがマッターホルン登頂したときの動画をyoutubeでチェック!
スゴい山なんです。
全然登山に興味はない私ですが、とてもスゴいことなのはわかりました。
さて、朝食もパン1枚とコーヒーでさっと済ませ、いざ出発。
10分くらい歩いて、ツェルマット村の南のはずれにあるゴンドラ乗り場へ。
そこでチケットを買います。
ここでもハーフフェアカードで半額購入。
もちろんリターン(往復)です。
下の方が晴れていたら、ハイキングしてもよいかな、と思ってはいましたが、雲は厚そうです。
何かのトラブルで30分くらい待たされました。
その間に係員の人は朝ごはん食べてます。
夏は6時半から動いているようですが、何があったのかさっぱりわかりません。
上で働いている従業員の方も待たされてます。
チケットブースもひとつしか空いていませんが、それでもかなりの人が溜まってきてしまいました。
ようやく、ゴンドラが動き始めたので最初に並んでいた私は一番に乗れました。
といっても、6人乗りなので、次々乗って行くので、それほど待たされないと思います。
私はフランス人のスキーヤーカップルと、ヨーロッパの人と思われる男性と4人で乗車。
スキーヤーが多いです。
ゴンドラ乗る前からブーツ履いて板持って…。
真冬と同じですね。
案の定、すぐにガスの中に入ってしまいました。
フーリからシュバルツゼーを抜けてトロッケナーまで直通。
高速ですが、20~30分は乗っていたと思います。
シュバルツゼーからトロッケナーの間に雲は晴れてきて、一同思わず、“ウワー”とざわめきが。
感動‼️
トロッケナーからはロープウェイ🚡に乗り換えます。
このロープウェイ120人乗り。
しかし、朝早いこともあり、7~8人で乗りましたり
風が強いので時々揺れます。
頂上の駅が小さくて、ここで本当に降りて大丈夫なのだろうかと思うほど。
静かな中、ロープウェイはぐんぐん登っていきます。
駅の手前で少しだけ止まるのがなぜか怖い。
再び動き始めて、やっと駅に降りれました。
ロープウェイの降り口の自動ドアを抜けると、長い手掘りのトンネルが続いています。
最初にシネマがあり、その次に展望台へ行くエレベーターがあるトンネルが左にあります。
意気揚々とトンネルを歩いていたら、目の前が暗くなってきました。
トンネルも暗いので、見にくくなった感じです。
酸欠…
グリンデルワルドで懲りたので、スキューバダイビングの時のようにゆっくり呼吸し、歩き方はブラブラ歩きです。
ゆっくり歩いていれば大丈夫。
ギリギリだったかもしれないけれど、来れてよかった!
私はとりあえずスキーヤーの後ろを歩いて雪原に出る出口まで行ってみました。
雪原に出てみると、強風で寒い🌁⛄🌁
ちょっとだけ写真を撮ってレストランに入りました。
この強風のおかげでマッターホルンはきれいに見えてます。
レストランは暖かい❗
朝食もそこそこに登って来てしまったので、ここでカボチャのスープとクロワッサンをいただきました。
ついでに、ハイキングするかもしれないので水も購入。
まだ、観光客は来ていません。
ほぼスキーヤー。
真下に見えるスキー場では、すでにたくさんの人が滑っています。
Tバーのリフトが何台か動いているみたいです。
8月だと言うのに、標高3800メートルでは0℃。風速14メートル。
とても夏スキーとは呼べません。
真冬より寒いかも。
雪はちょっとザラザラしてます。
私は暖かいレストランから見物です。
ここからもマッターホルンや他の山々もよく見えます。
イモトアヤコさんがマッターホルンを登ったルートは、ヘルンリ小屋を朝早くに出て、稜線を辿るコース。
この45度くらいはある傾斜をひたすら何時間も登るってスゴいです!
確かイモトさんが行ったときも雪があって、途中からアイゼンで登ったので、普通以上の困難な道のりだったと思います。
その出発点となるそのヘルンリ小屋は、シュバルツゼーから歩いて2時間くらいの岩場に建っています。
↓は帰りに撮ったヘルンリ小屋です。
登りはヘルンリ小屋まで2時間半、帰りは1時間半の中級者コース。
実際に行かれた方のブログです
http://relais-schweiz.com/hiking/665.html
ここに行くだけても、ただの観光客の私には、とてもとても無理ですが、想像するのは楽しいです。
しばらく暖たまってから、さらに高い所にある展望台に登りました。
トンネルを戻って、エレベーターに乗ります。
降りて階段を少し登ると360度の絶景。
下は雲に隠れていますが、山頂は遠くまで眺めることができました。
風がなければ、ゆっくり山々を眺めていられるのでしょうが、寒すぎて無理。
写真を撮って、そこそこに退散。
また、暖かいレストランに戻ります。
そうこうしているうちに、家族連れや団体の観光客が上がってきました。
賑やかになってきたので、そろそろ退散します。
帰りは、一滑り終えた男性2人と一緒でした。
シュバルツゼーはまだガスっていて、とても初心者のハイキングは危ないので、そのまま降りました。
しかし、霧の中にインドの方のような子ども連れが歩いていて、大丈夫なのかしらと心配になりました。
さらに、山の中を走っている人がたくさん。
どうやら、何かの大会が行われているみたいです。
歩いて登るのも大変なのに、そこを走るってどんな体力?
空気も薄いのに…。
凡人の想像を越えるハイパーな人たちを見ることができて、また、別の驚きでした。
よかったよかった、マッターホルンが見れて。
私は山が好きなわけでもないのに、感動させるマッターホルンって特別な魅力があるのでしようね。
なので、早く寝ないと…。