おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

スイスは高級リゾート地と言われるのは、物価が高いから?

スイスに来てびっくりしたのは、その物価の高さ。
話には聞いていたが、あまりにも高い!

スーパーで買ったおにぎり3.8フラン、
サラダ4.8フラン。
これだけで1000円越えてます。

温かいものが食べたいな、と日本食レストランの看板を見ると、

「天ぷらうどん 23フラン」

びっくり😲です。

日本に帰ってからたべますよ。
為替考えたら、3000円でうどん食べないですもの。

なぜ、スイスの物価が高いかと調べたら、人件費が高いのだそうな。
最低賃金が月に44万円。
最低時給も20フラン…だったかな?
とにかく、従業員雇うのにお金がかかる。
それが価格にのってくるのは当然のこと。

駅のチケット売り場の愛想のないお姉さんも、ゴンドラ乗り場のおじさんも、44万円のお給料はもらっているということか…。
そのわりには、仕事しながらコーヒー飲んでたり、何か食べていたり、海外ではそれが当たり前のようだから、何か納得できない。

だからと言って、最低賃金上げても物価が上がったら生活大変なのは同じこと。
幸せ度は変わらないのでは?

しかし、良いことも少しはありそう。

その1. 変な外人がいない。

ひとりいたけれど、中国人。
ここに来れているのだから、お金持ちなんだと思うけれど、そこは民度の差。

そこそこお金持っていて、自分たちの国の物価以上のお金を払えるのだから、マナーもそれなり。
ゴルグナード鉄道に乗っていたインド人風のご家族のお父さんが電車に乗ってもパン食べてジュース飲んで、あげくの果てには列車のゴミ箱?窓の下にある受け箱のようなところに捨てていた。
日本ではゴミ箱はあまり見かけなくなり、ゴミは持ち帰る習慣が当たり前になってきたので、気になってしまう。
視線で追ってしまったのを気づかれたか、奥さんが降りるときに持ち帰っていました。

観光客といえども、それくらいの常識ある人たちなので、馬鹿騒ぎしている人もいないし、快適な観光地ではある。

2. 日本企業も進出の余地あり

ツェルマットを出て驚いたのが、駅前の一等地に“モンベル”があったこと。

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モンベルと言えば、日本の会社。機能的な山用品のお店です。
山に登らない私でも、保温性の高い下着なんかは、日常でも着たいと思うほど。

スイス人の同級生マリオンからスニーカーで山を登るのか、と指摘されてからお店に並んでいるトレッキングシューズをついつい見てしまう。どれも300フラン弱。
高いわけです。
とても、1~2回のハイキングのためには買えない。
ところが、モンベルは何でも安い。スイスに比べると、だけど。
ここで、日本の企業は競争できるのではないかと思うのです。
品質もよくて、値段も3割安ければ、みんな買います。そちらを選びます。

たとえば、ツェルマットでは普通のフリースが60フランもするんです。
ユニクロで買えば、20フランしないで買えます。
なぜ、ユニクロがスイスに出店しないかがわからない。
絶対に儲かるのに。

それらを踏まえて(よくわかりませんが)、また、スイスに来ることがあるかなあ?と思ったときに、

あるかも~。

年をとって、のんびり涼しいところで過ごしたくなったときに、イタリアのコモ湖周辺のルガーノには行ってみたい。
イタリアに近いので、イタリア料だし、イタリア側でもスイス側でもよいので、ここは是非行きたいところです。

そして、もうひとつわかったことは、お金持ちは観光地から少し離れたところでゆっくり過ごす、ということ。

インターラーケンに行くまでの駅で、小さい駅なのに、ログハウスのルイヴィトンなど、高級店が並んでいる街並みを発見してしまいました。
お金持ちたちは、レマン湖のほとりの別荘やホテルで避暑をして、こういった街で買い物を楽しむ。
そんな感じなのだと思います。
ツェルマットの周りの高級ホテルも調べたのですが、少し離れた場所にあります。
人混みを避けてゆったり過ごすのがぜいたくなのでしょうね。

いろいろ勉強になります。

また、スイスに来るとしたら、私は貸別荘かアパートメントホテルを借りて、自炊して好きなものを食べたいです。車も借りれば、移動も楽々。
そんな感じなら、また、来たいです。