おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

スパは最高!

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ここが今回泊まったホテルのスパ。
携帯持っては入れないので、パンフレットの写真でご勘弁を。

夕べから風邪でぐったり😣💦💦💦
今日もお昼くらいまで部屋で休んでいました。
ずっと1日中部屋で過ごしても良かったのだけど、外はよいお天気です。
疲れない程度に軽くお散歩と思い、サンモリッツ行きのバスに乗りました。

サンモリッツからかる~く3000mのピッツネイルという山に登り…
3000mの山、軽くではないですね😅
日本では…

ところが、スイスでは大概ケーブルカー🚟やロープウェイが通っていて、簡単に登れてしまうのです。
70代と思われるご夫婦の方も多かったです。
ちなみに犬も乗ってました…恐る恐る景色見ていてかわいかった!

このサンモリッツ周辺は湖があるので、景色もさらに美しいです。

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アルプスの山々と湖。
そして、お伝えすることはできませんが、澄んだ空気と暖かい日差し。
2500mくらいのロープウェイの駅まで来ると、牧草地で風も穏やか。
牛が草をはいばむのを見ながら、ゆったりお散歩できます。
帰りは途中からロープウェイかケーブルカーで戻って来れるので楽々ハイキング。

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この地図、日本からも見れたらよいのに。
ベビーカーのマークがありますが、ベビーカーでも行けますよ、っていう道です。

グリンデルワルドやツェルマットよりも、緩やかなハイキング道がたくさんあります。

私は膝が悪いのでハイキングはあまりしないのですが、今日は一番下のケーブルカー1駅分だけ歩いて下ってきました。
下の方に来てしまうと、ただの舗装された道路で面白くはなかったのですが、高級別荘地の間を縫って作られている階段は、鎌倉のようで、住宅見学も兼ねて楽しみました。

サンモリッツの街は、高級ブティックもたくさんあり、高級車ばかり走ってます。
フェラーリいたかな。
晩年をサンモリッツで過ごしたオードリー・ヘップバーンのお気に入りのお菓子屋さんの前を通り、バス停へ。
本当はお茶して帰りたかったのだけど、鼻水垂らして高級店は気が引けます。

程よい時間にホテルに戻れたので、スパの準備をします。
ホテルのご婦人がバスローブでスパから戻ってきたところを見たので、バスローブで歩くのもOKなのかしら?(日本の浴衣的な)と、受付に電話で聞いてみるも、やっぱりダメみたい。
バスローブはお部屋のを持っていくこと、タオルはスパエリアにある、ということを確認して、いざ!

スパは隣の4つ星ホテルと兼用なので、間にありました。
私のホテルも一応3つ星です。
安いけれど…😊

お庭で仕事をしていたホテルの方に聞くと、わざわざドアの前まで連れていってくれました。
なんと、サービスのよいことか!

スパエリアは新しく作られたみたいで、どこもキレイです。
まずは、プール。
本当はプールの脇のジャグジーが目当てですが。
お湯は炭酸泉だと思うのだけど、それほどプチプチはしていない。
湯温もぬるめ。いくらでも入っていられます。

体を温めたかったので、次はサウナエリアに。
サウナエリアのガラス扉の向こうに丸裸のおじいさんが見えました。
どうやら、サウナは皆さん裸で入られるみたい。
男女兼用なのに…。
私は水着で行きましたよ。おじいさんの方は見ないようにして。

まずは、ミストサウナ。
ここはぬるめでハーブの香りがとても心地よい。
10分くらい入って、別のサウナへ。
クリスタルルームと書いてあったので、恐る恐る開けてみると、ここは水晶が至るところに置いてある石でできたサウナ。
背中をつけると、体の中まで温まります。
さて、次は…と外に出てみると、今度はご婦人がまっ裸ではありませんか!
見てしまいました!
気まずい、でも、あちらは気にしてない。
慌てて入ったのが、85℃の高温サウナ。
その女性も入ってきて、最高段に横になってます。
タオルをお尻の下に敷いていた私に、
「足の下にも敷くとよいよ。私のやり方だけど」
と、サウナの手ほどきをしてくれました。
なるほど…。
確かに汗の心配もなく、よいかも。

しかし、熱さに耐えられなくなり、私は早々にギブアップ。
サウナエリアの真ん中にある滝のついている足湯でしばらく火照りを静めました。
日本みたいに水風呂は隣にありません。
なので、一旦シャワーで汗を流してから、再びジャグジー
私はこちらの方があっているみたいです😅

先ほどのジャグジーには、先客がいて、こちらも70歳くらいの男性。気まずいので、目を会わせないように入ると、
「ハロー」
と声をかけられます。
そこから会話がはずむわけでもなく、黙ってジャグジーに浸かり、しばらくすると男性はプールに行ってしまいました。
ジャグジー独り占めの時間がやって参りました!
浮腫の取れないふくらはぎに泡を当てて、念入りにほぐします。
お湯は体温より少し高いくらいなので、これなら永遠に入っていられるくらいの温度。
泡ブクブクしている間は、足や腰をほぐして、泡が止まったらメディテーション
メディテーションしていると、手も足も力が抜けてぶらーんとなります。
背中を壁につけているのでバランス録れてますが、体の力が全部抜けている状態。
ずっとこうしていてもいいくらいに心地よいです。
プールにいたおじさんもいなくなり、貸し切り状態です。

存分に楽しめました!

日本の温泉は賑やかですが、ここはなぜこんなにゆったりしているのだろう…。
やはり、作り方なのだろうか、等と考えてしまいました。
プールは室内ですが、そこからお庭に出れるドアもあり、庭にもプールサイドにも横になれる椅子が並べてあります。
また、来年も来たい、それもここに7泊でもいい、と思ってしまうほど、癒されました。
実際、湯治のように長く泊まられている方ばかりみたいです。
だから、高齢者が多かったのかも。

今回は大当たりのホテルでした。
おかげで風邪も治りそうです。

今夜も外は冷えるのでしょうね。
温かくして休むことにします。