おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

スイスへの移動は、TGV Lyriaでローザンヌまで

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ローザンヌ行きのTGVは、Gere de Lyonから出発します。

パリの地下鉄はほとんどエスカレーターやエレベーターが完備されてなく、全然バリアフリーではないことが今回の旅で判明!

去年のパリ滞在では、Gare de Nordから徒歩15分くらいの場所にあるホテルが、ツアー会社によってbookingされていたので、地下鉄に乗ることなくホテルにたどり着けました。
その時は、WIFIが機能していて、Googlemapで着けたからよかった~。

今回のホテルに懲りて、ホテルは到着か出発駅の近くにとることが鉄則と学びました~。
たぶん、スイスとイタリアのホテルは大丈夫なはず…。

フランスでは、車椅子の人は街中でほとんど見なかったのは、バリアフリー皆無で行動できないからですね。
だからと言って、福祉が完全に遅れているかというとそうでもないような。
ホームレスはいなかったし、移民っぽい人も職を得ているような印象。
ホテル近くで夜中まで大騒ぎだったカフェにも、昼間からお酒飲んでる人がいることもなく、そこはロンドンとはだいぶ違うなと感じました。

フランスに到着した日は大変だったので、決して地下鉄は使うまいと決断。
Google mapはスゴい!
なんと車椅子対応の道順も表示されます。
私は車椅子ではないけれど、エスカレーターもエレベーターも必要なトラベラー。
この機能を使って調べた結果、バスと国鉄を乗り継いでGare de Lyonまで行くことができると判明しました。
かなり遠回りではありますが、最寄りのバス停から行けます。
もうひとつの選択肢は、10分ほど歩いたところからのバス停からバスのみで行く行き方。
大きな駅は迷うし、バスから国鉄への乗り換えも大変。
と、いうことで、10分歩くことにしました。
昼間なので安全だと思います。

幸いにもずっと下り坂が続いてくれて、最後だけ少しの上り坂。
坂を上りきると、そこは地下鉄の駅前のようです。
カフェで朝ごはんを食べているご夫婦をみて、私も朝ごはんたべようかな~と思いきや、まだ、目的地にたどり着いていないのに寄り道するのは危険!と判断。
ぐっと我慢して、バス停でバスを待ちます。ところが全然来る気配がない。
とても、本数が少ないようです。
パリのバス停は、あと何分でどこ行きのバスが来るか表示されるのですが、電光掲示板は消えたまま。
ここで待ってもどうにもなりそうにありません。
タクシーがかなり通る道だったので、お金はかかっても、タクシーで行く方法に急遽変更。
と思うと、意外と空車が来ない( -д-)
反対側にやっと空車をみつけたので、急いで反対側に渡り、タクシーゲットしました。
今度は白髪のイタリアングレーハウンドっぽいおじいちゃん。
荷物をすぐにトランクに載せてくれて、出発です。
パリの運転手さんは観光客慣れしているので、10ユーロでどう?と聞いてきて、OKと謂うとすぐに出発。
乗っている時間からして、適切な料金。
料金は東京と同じくらい。
メーターではなく言い値だったので、今回チップはなし、と私の勝手な判断です。

まあ、タクシーの運転手さんは細い道までよく知っていて、少しでも早く、と路地も通り抜けます。
車がちょっと詰まっているだけでイライラしてます。
時間には余裕があるから、全然ゆっくりでよいのだけど。

列車の時間を昼近くにしたのは、値段が安かったのもそうだけど、ツアーのように朝早くから急かされるように行動したくなかったから。
駅に着いたら、取り急ぎカフェオレとクロワッサンで朝ごはんにします。
だけど、このお店はハズレ。
乗り場の近くにPaulがあったので、こっちにすればよかった。

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ちなみに、“Paul”はフランスはどこにでもあります。
日本だとデパートの中だけど、フランスだと完全にチェーン店です。
為替を考えると、フランスで食べてもあまり値段は変わりません。

朝ごはんを終えたら、早速チケットを交換します。
collectionと表示のある機械を探します。
カードを入れるか、予約番号を入れるかすれば、チケットが出てきます。

チケットもゲットし、乗り場もホール2と確認できたので、そちらに移動。

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これ↑がホール1


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こちら↑がホール2

Gare de Lyonは広い駅で、ホール1からホール3まであります。
移動もホール1からホール2までは100メートルくらいあるので、先に移動しておかないと、出発直前は危険です。

ホール2にもお店はたくさんあります。
そして、有料トイレも。
まずは、出発前にトイレを済ませます。
トイレには人をさばく人が男女それぞれいて、50セントを渡したら、スーツケースの大きさを見て、障害者用トイレと思われる場所に、“Go here”と言われました。
犬が“ホーム”って言われているみたいだったけれど、要はトイレに行ければよいのです。旅の空では気にしませんっ!

トイレも済ませ、ランチのサラダとサンドイッチを購入。併設されているカフェで10分前までのんびりしていました。
ロンドンみたいに並んで待っている様子もないし、審査もない。
そのまま乗っただけ。
列車の中でもチケットをチェックされただけ。
これでスイスに入国でよいのだろうか…と心配になりながら、まあ、何かあればパスポート見せればいいか!と、そこは悩まないのが私のよいところ?
だって、ありませんでしたもの…EU以外の人はこちらへ、という案内も、荷物チェックの機械がある部屋も。
あっ、でも、人が並んでいる部屋があったかも。
結局、フランス語でわからない。
不法入国になってしまいたよだろうか?
しかし、スイスから出るときのティラーノの駅にも何もないと書いてあったので、大丈夫なのかも、です。
あとでネットがつながったら調べてみます。
TGVの中は、なんとWIFIがないので、ここでもネット難民です。

Lyliaの車内はこんな感じ。

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足元にゴミ箱がありました。

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電源コンセントも。

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荷物棚も2段になっていて、たくさん荷物があっても大丈夫。
スーツケース置き場も各車両の入り口付近にあるだけでなく、車内の椅子の間にもあります。
とても、デザインはよいのだけど、メンテナンスがいまいち。トイレの洗面台の下の鉄板が外れかけているわ、外観も擦り傷が錆びてきていても修理されていません。
この辺りがフランス流なのかな…?

と書いている間に景色がスイスっぽくなってきました。

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あと、30分でローザンヌ到着予定。

ここで、念願のネットがつながりました。
どうやら、現地のAPNにつなぐのではなく、イギリスのAPNのままでよかったようです。
この数日間のネットとの格闘はなんだったんだ!
それならそれと、最初から教えてくれ~。

鉄道の場合はTGV車内はフランス扱い。
なので、出国手続きなくてよかったみたいです。
ほっ…☺️

これを調べていて、“旅は科学だ”というブログを見つけました。
本当にそう思います。いろいろ試してみて、正解をみつける。
まさに、科学。

だけど、少しのんびりしたいな。