ピサの斜塔は意外と面白かった
ただの傾いた塔じゃない?
それも、イタリアで1番でもない。
ガリレオ・ガリレイが実験した話しも弟子の作り話だし、行く価値ある?と思いながら、ネット検索していると、是非、昇ってみることを勧めるという記事か多いこと。
ならばと、行ってみることにしました。
フィレンツェからピサまでは列車で40~60分くらい。停車駅によって違います。
この日は朝6:30にホテルを出ました。ネットで予約したのですが、9:00しか取れなかったから。朝イチも混んでなくてよいかな?と。
ピサの駅からは徒歩で20分くらい。Googleマップ様に導かれ、ここは問題なくたどりつけました。
途中はとても美しい風景。
早く着きすぎ、写真をパチパチ。
まだ、ロッカー室もあいてないし、途中で買ったクロワッサンとジュースで朝ごはんです。
なぜ、イタリアのクロワッサンは中にジャムとかチョコを入れるのだろう。甘すぎて私はあまり好きではない。
フランスのクロワッサンは美味しかったなあ。
私は小さなサコッシュだったので、カバン預けなくてもOKかと思っていたら、入場する際になって預けてこいと言われた。時間で決まっているので、チケットオフィスの左隣のドアまでダッシュ🏃
ロッカーはひとりひとり係りの人が案内してくれます。
朝イチでよかった…。
列に急いで戻って登頂開始。入ったとたん、“何?”平行感覚を失ないます。階段は螺旋状になっているので、右に傾いていたと思ったら左に傾いて、と、これは確かに面白い。
この塔でしか体験できないかも。
大理石の階段も、昇る人の多さから削れています。
なので、滑るので注意が必要。
塔の上からの眺めは素晴らしいです。
そして、朝の鐘が鳴るのを間近に見れて、早起きのかいがありました。
一度は昇ってみるのがオススメです。
フィレンツェであったこと
ベネチアをあとに、フィレンツェに向かいます。ここも2時間くらい。あっという間です。
フィレンツェでは、駅の近くのB&Bに宿泊。線路沿いに少し戻る感じの場所。
ところが、看板も何もありません。ここでもGoogleマップが頼りです。
“たしか、ここ…”と思って、建物に小さな表札が出ていました。恐る恐るインターホンを押すと、大きな重たい扉の鍵がカチッと鳴りました。“今だ!”と、扉を開けると、そこは暗い空間。さらに古いガラスのはまったドアがあります。
そこを恐る恐る開けると、石の階段がありました。その真ん中には小さなエレベーターがあります。そう、安くてもエレベーターつきは必須なんです。何といっても重たいスーツケース。これを持って階段を上がることなど無理ですから。
早速エレベーターのボタンを押してみます。
ガタンと動く音が…。しかし、指を離すと止まってしまうみたい。ずっと、押し続けていたら、エレベーターが降りてきました。
なるほど、こういうシステム!
2階のボタンをずっと押し続けます。
ガタン!到着。ドアは手で押して開けます。
これは、ヨーロッパの古いエレベーターはよくあります。
目の前の大きなドアを開けると、そこにフロントがありました。
気のよいおじさんがボンジョルノと迎えてくれました。
このおじさん、英語は片言だけど私は好きだったな。
笑顔と暖かい雰囲気。情報は間違ったいるけれど、話は通じてるかわからないけらど、帰ってくると迎えてくれて、朝ごはんに私がいなければ、どうしたんだと気にしてくれる。
そこがB&Bの良さなんだよね。
さてさて、荷物も置いたので、街ブラに出かけます。チケットを購入しておきたいので、アカデミア美術館へ。あわよくば入ろうと思ったけれど、チケット売り場は長蛇の列。
仕方なく、近くの広場のベンチでネット予約しました。ドゥオーモは明後日しか取れなかったので、アカデミア美術館もウフィッツィ美術館も明後日。この日は美術館めぐりです。
さて、市場によって美味しいものでも買って帰ろうかな、と市場の前を歩いていると、ゴツンと私の肘を車が当たって通り過ぎて行きました。
いくらイタリアでも当て逃げは良くないでしょう?
後々のために証拠として、追いかけていって写真を取りました。
すると、追いかけてきた私に気づいたのか、車が止まりました。中にはアジア人の女。
最初、いろいろ言っていたのですが、謝ろうとしません。こちらも日本語で、当たったでしょ?と言うと、また、なんだかんだ。
たいした怪我でもないし、警察行くのも面倒だし、観光の時間が取られてしまうのもいやなので、とにかく謝って、と言いました。
英語で。それは通じたみたいだけど、“スクージ”とか“エクスキューズミー”とか、謝ろうとしないので、それは謝罪じゃないと言いました。
周りには物売りのロマが集まってきていて、ロマの方が英語がわかるようで、“アイムソーリー”って言えばいいんだよ、と言っています。それで、やっとアイムソーリーと言えばいいんでしょ、みたいな感じでした。
そんな騒ぎで、周りは騒然。止めに入るロマのお兄さんを“あなたは関係ない”と、手で振り払い、これ以上の面倒に巻き込まれたくないので、その場を去りました。
残されたドライバーは、ロマたちにいろいろ要求されることと思いましたが、それは私の関することではないので…。
ホテルに帰ると、なんとなく腕がいたい。
そりゃ、当てられたのだから、そうだよね。
日本なら病室に行くところだけど、どうしようか。イギリスみたいに医療が国によって完備されているところなら迷わず行ったかもしれないけれど、イタリアの街の中で、病室はあまり見ない。行ったとしても言葉は通じないし。相談しようと思っても、全然、保険会社のフリーダイアルがつながらない。
仕方なしに、同級生だったフランチェスカにメッセージを送ってみた。“どうしたらいい?”って。そうしたら、とてもとても心配してくれて、何度もメッセージくれました。近くの警察の場所を調べてくれたり、警察官に代わりに話してあげると言ってくれたり。
イタリアでも、こういうときは警察を呼ぶのが当たり前らしいけれど、友達まで巻き込んで大騒ぎにするのは違うな、と思い、結局、様子みることにしました。
そして、気持ちを切り替えるために、翌日はピサに行くことに。
フィレンツェ離れれば、気持ちも変わるかな?
ひとつひとつの出来事に、自分がどう対処していくか。こんな時でもポジティブでいられるかが試されているのだろうなと感じました。
その晩は、ホテルの部屋のフレスコ画を見ながら眠りました😌🌃💤
ベネチア国際映画祭に紛れ込んだよ
ブログご無沙汰してしまいました。
ベネチアの次に行くフィレンツェでいろいろありまして💦
それについては、次のブログで書きます。
さて、ベネチア。
ベネチアとてもいい!
ここは、また、行きたい‼️
リド島散歩で、ベネチア国際映画祭をやっていることを発見した私。
アパートに帰ってから、早速チケットの予約をしました。
ベネチア国際映画祭といえば、北野監督が来ていたイメージしかありません。
リド島に行ったからといって、北野監督に会えるわけではないのだけど、何だか特別な場所のような気がしてワクワク。
映画祭にはたくさんの映画がノミネートされています。
なので、どの映画がいつ、どの映画館でやっているかのスケジュールを見ながら予約しました。
しかし、予備知識もなく、突然行こう!と思い立った私。
どれが観たいかと言われても、わかりません。
とりあえず、メイン会場でやっている映画で、英語のもの。イタリア語ではちんぷんかんぷんだし、日本の英語もノミネートされていたのだけど、もっと遅い日程でした。
そうすると、“at eternity's gate”。
しかし、なぜだか、これだけお値段が高い!
なぜだ?わからないけれど、せっかく行くのだから、できれば、メインで!と購入。
さて、夜19:30からなので、ヴァポレットの時間を調べてみましたが、夜中まで動いているらしく、問題なさそう。
とにかく、行くべし!
洋服もそれなりのに着替えて、いざ出発です。
リアルトからヴァポレットに乗ったのだけど、サンマルコで降ろされ、次の船に乗ったりしていたら、時間がヤバいことに。
さらに、雨もパラパラ。
リド島へはサンマルコから15分なのだけど、これが長く感じます。
着いたら、昨日確認していたバスに乗り込みます。
バスはヴァポレットのチケットと共通なので、そのまま乗ってOK!
Googleマップで、どこで降りるかを確認します。
バス停からは5分くらい歩くみたいです。
しかし、首からカードを下げた関係者っぽい人がたくさん乗ってきたので、とりあえず後をついていけば何とかなりそう。
バスはあっという間について、みんな降りるので、私も。
海沿いの通りにでて少し歩くと、そこは通行止めになっていて、音楽やカフェやブースがあります。
インフォメーションで聞こうと思ったら誰もいない。
映画館もたくさん。
警備の人に、“sala grande?”と聞いたら、行きすぎていた💦
走って戻って、また“sala grande?”
手前の建物だという。
入り口閉まっていたけれど、“sala grande?”と聞いてみた。
そうしたら入れてもらえた。
さらに、真正面らしき場所で、“sala grande?”と聞いたら、お姉さんが私の腕を取って中に入れてくるました。しかし、そこは真っ暗。もう、始まってしまったみたい。
そして、“トイレは大丈夫?”“あなた初めてなの?”と小声で聞かれました。
そして、とりあえず空いている席に座らされ、事なきを得て映画を観ることができました。
映画は、アメリカとフランスの合作で、ヴァン・ゴッホを描いた作品。
よかった…去年、ゴッホ美術館行っておいて。
大体の生涯の流れはわかるので、細かいセリフでわからないところもあったけれど、内容もわかりました。
セリフは少なめで、主役の俳優さんの表情や映像で見せる映画でしたので、助かりました。
そして、エンドロールが始まると、スポットライトが当たって、なんと俳優と監督がすぐ後ろにいたではありませんか❗
だから、あの緊張感だったのかあ、と、ようやく把握しました。
とにかく、拍手がなりやみません。
本当に素敵な作品で、言葉のよくわからない私でも引き込まれていきました。
なので、スタンディングオベンションです。
うわー、すごいところに私いるかも…😲
しばらく、様子を観察して、外に出ました。
外には、例の“レッドカーペット”があります。
全然、知らない俳優さんたちですが、次々に出てきて写真を撮られてます。
なので、私もパチリ👀📷✨
少しだけ、特別な空間にいれて、夢みたいでした。
そして、帰りのヴァポレットから見るベネチアの街の明かりがとてもきれいでした。
年に一度のレガッタ祭り❗
あまり知られていないけれど、予約したときにレガッタ祭りと日程が重なっていることに気づきました。
アパートメントのご主人は、ヴァポレットが休みの時間帯ができてしまうので、この日に島に行ったら?とあまり勧めないので、人が多くて危ないのかしら?などといろいろ考えてしまいました。
ご主人に開始時間を調べてもらっていたので、15時少し過ぎたあたりに出発。アパートの近くの桟橋をみつけました。
もうたくさんの人が待っていて、対岸もリアルト橋の袂も、建物の屋上も、人でいっぱい。
私も桟橋に腰かけて始まりを待ちます。
ところが、そこはイタリア。
なかなか始まる気配がありません。
対岸の舞台の上では、ずっとアナウンサーの人がおしゃべりしっぱなし。
よくこれだけ話続けられるなと感心します。
結局、1時間待ってパレードがようやく始まりました。
衣装を着た人たちが次々船に乗って登場します。
意味はわかりませんが、結構なお祭りです。
ヴァポレットを止めて、警察も消防も総動員。ヘリコプターも飛んでます。
パレードが終わって少しすると、やっとレースが始まりました。
大歓声の中を進んでいきます。
応援したいけれど、写真も撮りたい私。
しかし、隣の英語を話すおばさんが女子チームを熱烈に応援してたので、それに便乗して、心の中で応援。
海に浮かぶ街の夏祭りは、こんな風に行われるのですね。
外国人にはとても面白いです。
ご主人が勧めなかったのは見飽きているからかもしれません。
しかし、長いこと待ったのでお尻も痛くなり、1レースめが終わったところで私は退散しました。
しばらく、アパートからもお祭りの喧騒が聞こえていたので、まだ続いていたのだとは思いますが。
日程が重なったのは本当にラッキーでした。
さてさて、明日の島巡りと、映画祭の準備しなくちゃ💦
リド島でおにぎり~そして待望のティラミス
今日は朝からアクアパッツァ作って、ご飯(白米)と味噌汁という朝ごはんを食べ、おにぎりを2つ握り、ほうじ茶も水筒に。
さて、朝市まだやっているかな?と見に行くと、魚屋さんと肉屋さんはもう店じまいしてました。11時だものね😉
島巡りは最終日に行く予定にして、今日は午後からのレガッタ祭りまで予定はありません。
とりあえず、ヴァポレットは72時間チケットで乗れるので、リド島まで行ってみることにしました。
なぜ、リド島か?
いろんな人のベネチアに関するブログを読んでいたら、本島ではなく、リド島に泊まる人が多いということに気づきました。特に、2回め以降の人。
なぜ、リド島か、それを確かめるべく行ってみました。
ヴァポレットからの眺めも最高です。
サンマルコから15分。
あっという間に着きます。
しかし、そこは南国リゾート🌴
雰囲気が全然違います。
外洋に面していて、細長い島なので風もよく通り抜けます。
なので、日差しはあっても、涼しい。
ハワイのよう。景色は違いますが。
そして、リゾートらしくスパがあったり。
喧騒を避けてゆっくり過ごすなら、こちらだと思いました。
ヴァポレットの始発なので、よい席に座れますし、サンマルコに15分はとても近いです。
駅前からの通りをまっすぐ10分ほど歩くと、もう反対側の海です。
途中、たくさんの人が写真を撮っていたので覗いてみると、“ランボルギーニ”が展示してありました。
お金持ちはこちらに泊まるのね❗
そして、海岸に出てみました。
泳いでいる人もいました。
気持ちよさそう。
海の家のようなバーもあって、すっかりリゾートです。
それも静かな高級リゾート。
どうも海岸沿いには日陰がなさそうなので、道路に戻り、そこにあったベンチでおにぎり食べました。
人も通らないし、ここなら大丈夫そう。
そういえば、この島はベネチア国際映画祭が開催される場所。また、映画「ベニスに死す」の撮られた場所です。会場や有名俳優が泊まるホテルなどをネットで見ました。
そこまで行くにはさらに15分歩かなければいけません。
レガッタがあるので、ヴァポレットが止まると聞いていたので、長居するのも…と悩みつつ、ネットを見ていると、なんと
今、ベネチア国際映画祭の開催中❗
エマ・ワトソンとか来ているみたい。
じゃあ、どうしたらいいの?
それがわからない。
チケット買えば、ノミネートされている映画は観れる。
会場はいくつかに分かれているらしい。
チケットはネットで買える。
そこまではわかりました。
しかし、突然のこと。
なので、明日チケット買ってから、出直して来ようと思います。
今日はレガッタ祭りもあるし。
そう思ってヴァポレット乗り場に戻ると、ちゃんと看板がありました。
ノミネート作品はこんな感じ↓
映画祭は9月8日までなので、最終日に発表があるのだと思います。
確認したところで、サンマルコまで戻り、そこからティラミス有名店に参ります。
サンマルコから約5分。
ベネチアでティラミスならここ。
「イ トレ メルカンティ」
私もネットで見たのだけど💦
ティラミスは北イタリアが発祥とのこと。
“ベネチア ティラミス”で検索すると
“至高のティラミスを提供する、穴場的お店”
と紹介されています。
行くしかないでしょ。
googlemapに従って行くと…
こんな路地を通っていきます。
ありました!橋を渡ってすぐ。
お店の中で立ってだけど、食べられるみたいで、すでに食べている人もいました。飲み物もあります。
今日は2種類しかなかったので、“伝統的な”と書かれている方を選択。
お店の人は英語だったので注文もスムーズ。
これです❗
甘くなくて、しかしコクはあり、食べやすい。
コーヒーも濃くないものが染み込ませてあり、大人の味。
かといって物足りなくはない。
不思議ですが、美味しい。日本の甘いティラミスに慣れていると、甘さは物足りないかも。
しかし、これはこれで美味しいです。
アイスコーヒーもあまり見かけないので、頼んでみました。
これもノンシュガーで美味しい!
お店の中にはイタリアワインやお店オリジナルの食材などがあり、すぐに日本に帰るなら買って帰りたいものがたくさん。
これはお土産にはとてもよいと思いました。
日本では買えないので。
ここから徒歩10分もかからず、アパートに戻れました。
一休みして、レガッタ見に行きます。
贅沢を極めたサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿、そして鐘楼からの展望
ベネチアと言えば、サンマルコ広場。
サンマルコ広場には、サンマルコ寺院と鐘楼、ドゥカーレ宮殿、この3つが主な観光スポットです。 イタリア初心者🔰の私は、まずここから。
サンマルコ寺院は、チケットを14時に予約してあるので、それまでの時間で行けそうな鐘楼から。
チケット買わないできてしまったけれど、どうやら機械が壊れていて、チケット売り場を通る列に並ぶのは必須だったらしいです。
列も短かったので、ほんの10分ほどでエレベーターに乗れました。
この鐘楼の高さは約98m。展望台はそれよりも少し下にあります。
1514年に現在の形で作られたというから驚き👀‼️です。
最初は海防の要塞として作られたようです。
1902年に崩壊してから再建され、1912年に完成したものが今の鐘楼。
それでも100年経ってます❗
眺めは、言わずもがな“素晴らしい”
この日は雨上がりで雲っていたので、この風景。
晴れていたら、どんなに美しいか…。
100年の歴史を感じさせるのは
こんなところから。
デザインもそうですが、年季は入ってます。
エレベーターはまさかの100年前のものではないと思いますが、念のため5本のロープで動いていることも確認。
つい最近、ジェノバで50年前の橋が落ちたばかりなので、つい心配になります。
係員のおじいさんがいるけれど、おしゃべりに夢中で、ちゃんとお客さん見てない。
私の前にダブルサイズのカップルが乗り込んでいったので、同じエレベーターには乗りたくないと思っていたら、その方たちで締め切りでした。よかった…。
人数オーバーで落ちたらシャレになりませんから💦
さて、時間より5分早いですが、サンマルコ寺院のファストパス入口から入場しました。向かって右側には、いつ入れるともわからない長蛇の列。
左側にはガラガラのファストパスの入口。
前日にネットから購入しただけで、この便利さ。
値段も3ユーロと変わらないので、ネット購入必須です‼️
内部は撮影禁止。袖無し、短パンも禁止です。
もし、その格好で行ってしまったら、2ユーロでポンチョ交わないといけません。
この寺院は、ベネチア商人が、イスラム化が進んでいたアレキサンドリアから聖マルコの聖遺物(遺骸)を盗んできた?運んできた?買ってきた?ことを記念して建てられたもの。
ビザンチン様式の建物です。
とにかく豪華絢爛❗
金のモザイクで作られた天井の絵はそれは見事です。
ベネツィア共和国がいかに力と富をもっていたかを感じます。
出口を出たところは写真撮影OKなので
ただし、補修は常に必要なようです↓
そして、次はドゥカーレ宮殿へ。
午後だったからなのか、誰も並んでいないので、チケットを購入して、すぐに入れました。チケットの表示に従っていけば大丈夫です。
この辺りは公衆トイレがないので、ここで入っておくこと、と誰かのブログにあったので使わせていただきました。
階段を昇って2階です。
そのまま、4階に上がって降りながら見ていくのが順路。
当時の政治が行われていた場所です。
とにかく、有名画家の巨大な絵が大迫力です。
ここはガイドつきか、もしくは詳しく説明してくれているブログを読みながら歩くと、絵を見落とすことなく、行けると思います。
黄金階段~4つの扉の間~謁見の間の控え室~謁見の間~…と続きます。
じっくり見るのは4階と3階。
1000人入れるお部屋からの景色が素晴らしいので、そちらもお忘れなく。
2階は裁判所になっていて、ここからため息橋を渡って牢獄見学に入ります。
牢獄は気持ち悪いので、さーっと通りすぎました。
悪のりして、牢獄に入ったり出たりしている外国人多数でしたが、止めておいた方がよさそうです。
最後にお土産コーナーとカフェテリアに出ます。
カフェテリアを抜けて出口方向に行かないと2階からは出れないようになっていました。
中で本を読んでいる人もいたり、中庭を見ながら休んでいる人もいたり。
ここは時間をたっぷり取った方がよさそうです。
ランチは“テラッツァダニエリ”で
ご覧の通りの雨模様☔
日本からテラス席を予約していったのに、
残念💦💦
しかし、窓際の席からは対岸のSt.giorgio Maggioreが見えます。
負け惜しみ~😭
しかし、お料理は美味しかった~💖
“カネロニ”と書いてありましたが、餃子のようにしっかり包んであって、ビッグなラビオリのよう。
実はメニューではよくわからないまま頼みました。
ロブスターと貝、イカ、色味に乗せられているのは、ズッキーニの花、きゅうり。
このスープが絶品。
これが、ホンモノの“フュメ・ド・ポアソン”というのでしょうか。
お魚の出しがとても出ています。
カネロニの中には、緑の野菜。
うーん、バジルとニンニクの味はわかったけれど、爽やかな野菜という感じで詳細不明。
餃子よりも細かい野菜です。
余りの美味しさに、笑顔😊になってしまうほど。
日本でも、これほどのお魚の出しの味は食べたことがないくらいです。
何が違うかというと、まろやかさとコク。
つい、塩味が濃かったりするところが多いのですが、抜群のバランス。
日本の魚の出しよりはコクがあって、重たい感じですが、サラサラ食べられてしまいます。
美味しい~💖✨🎶
そして、デザートは…
レモンのスノーボール…と書いてあったような?
運ばれてきたときには、上にオリーブオイルの入ったスポイトが刺さっている、という遊び心。
それをウェイトレスのお姉さんがかけてくれました。
???
これは何者?
説明では、ココナッツにレモンにブルーベリーと、な。
そーっと、割ってみます。
中はブルーベリーのソース?
と言うよりは、ちょっと固まってます。
硬めのソース?
それをくるむかのように、レモンのふわふわのババロア。レアチーズも入っているかも。
ブルーベリーをどうやってくるんだのかが不思議です。
半分ずつ固めて、固まりきる前にくっつけたとしか思えません。
そして、ココナッツがまぶされていました。
真夏の暑いときに、スノーボールを出してくるセンスが素敵。
“涼”を感じさせる料理ってあたりが、和食と通じるものがあります。
やはり、一流は違いますね~😆
このババロアも、ムースでは丸さを保てない、しかし、ババロアではこんなにふわふわにはなりません。
どうやって作ったのだろう…卵白かしら?などと想像しながら食べていました。
さらに、イチゴのソースが下にあるのだけど、ここにちょっとだけバジルが入っているのです。
それが、先ほどかけたオリーブオイルとマッチして爽やかな香りなんですよ❗もう、どこまで凝っているのかしら💖
さらに、ココナッツがイチゴのソースを全部吸ってくれて、最後までおいしく食べれるという…なんとも素晴らしい“作品”❗
こんなに感動したお料理は久しぶりです。
京都の割烹山下以来かな~。
凄すぎます❗ダニエリ…😆💕