おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

勇気だして、クラス変えてほしいって言いました

ディレクターのクリスに、勇気だしてクラス変えてほしいってメールしました。

日曜日だというのに、返事をくれたことはイギリス人にしては、よくやったと思うけれど、

内容が…

一応、日本人は文法は嫌と言うほど勉強しているのはわかるし、スピーキングの練習をしたいのもわかる、とは書いてあった。

だけど、君のいなかった金曜日は、みんなよくしゃべっていたよ。僕だったらクラス変えないけどな~みたいな感じ。

変えてくれと言うなら、その決断は尊重するから早めに返事頂戴、とも書いてあった。

最初の日から、友達になれそうな人は誰もいなかったし、そもそもJohnnyへの信頼感はゼロだし。
たぶん、お互いにそう思っている。

偏見に満ちた言い方で言えば、いけすかない外人なのである。

いや、国が違うとか、人種が違うとか関係なく、いけすかない若造ってところ。

私レベルの人は、みんな我慢しているんだと思うよ。
言えないから、言わないだけ。

この2週間で習ったことと言えば、直接話法→間接話法。
仮定法いろいろ。

それが会話のどんなところで使われるかという話は皆無だった。
例文も変だったから、普段使えないし。

この2つについても、ほとんど自習して理解したに過ぎない。
授業で話していることは、次にどこの問題をやります、と、答えは○○です、だけ。
説明は非常に簡単で、機械的に変換するやり方しか教えないから、他の人はそれで理解しちゃってる。
普段、使わないけどね。

それを使えるようにするには、自分で話したいことを見つけて、作文してみる、読んでみる。

なので、問題提起されただけで、自主勉してただけなんだよね。

だったら、もっと学びたいリスニングやディクテーションに時間を使いたい。

あと2週間、同じことが続くなら、せめて友達作れるクラスに移りたいよ。

なぜ、友達作れないと思ったのか…

それは振り返って反省しておかないと。

ポルトガル人のデイジー、彼女はそこそこ話せる。だけど、他人に興味を持たないというか、積極的に話をしない。たぶん、同じスパニッシュがクラスに何人もいるので、そちらとつるんでいると思われる。
ピナとピラ。ピナはイタリア人の弁護士。授業の合間に仕事の電話をよくしている。アンジェラと新しく入ったおばさんとピナ、イタリア人が3人もいる。皆、英語はあまり話せないから隙をみてはイタリア語で話している。
ピラは南米だったかな?たどたどしいけれど、自分の話は少しする。
ピナもピラも若いから、私とは話が合わない。
トルコ人のファトゥマは年齢が近く、人間的にもできた人。イスラム教の哲学を学んでいて、世界の学会にも出るような人。
なので、お酒を飲んだりはしない。
男性が2人。サウジアラビアのスルタン。私より英語は話せないが、片言で教えてくれる。
日本人の男。へんな奴。オーバーオール着てくる30代。髪型はまことちゃん。丸メガネ。

どう考えたって、ちょっと帰りにパブでも寄っていかない?みたいにはならないメンバーでしょう?

話せないし、話し合わないし、それに一番は、積極的に人と関わろうとする人がいない。

なんだろう、この試練は…。

絶対に意味があるはず。

Johnnyの初日にいっぱいいっぱいになり、翌日は泣きながらの参加をした私も良くないよ。休むとか、気を取り直す時間をとった方がよかった。みんなを心配させてしまった。
いや、だけど、クラスに出る前にクリスに相談に行って、そこで泣いているにも関わらず、クラスに行かされたのだった。
“やっぱり帰ります”と言うべきだった。
外国にいたら、自分のことは自分で決めないといけない。
誰が何を言おうと自己責任だから。
他者は他者の利益で物事を考えている。
クリスはクリスで、慣れないだけなんだと考えたのかもしれないし、簡単にクラスを変えるわけにもいかないのだろう。
JohnnyはJohnnyで、自分のやり方で授業を進めたいだけ。
生徒が黙っていう通りにやってくれれば、それでいいと思っている。
いつも、イライラしている自己中男。
刺激が多くないと落ち着かないクセに、インドが好きって、自分をカームダウンさせるために葛藤しているようにしか思えない。
それと、予定調和でないと不安なタイプ。
ADHD的な発達課題がありそう。

冷静に分析してみると、イライラJohnnyのストレスからは解放された方がよいと思う。
他の先生が全然ダメでも、Johnnyのクラスにそのままいるのと同じ。
心を無にして、ただ、そこに居るのみ。


クラウディアがいてくれたらなあ。

日本人が受け身と言われるけれど、他の国の人も結構受け身だよ。
わからなくても聞かないし。

ヨーロッパの人はそんな感じなのかしら?

私にはアメリカの方が合っていたみたい。
アメリカだったら、これくらいの要求は当たり前。普通って思われるだけだものね。

選ぶ国を間違えた…。

ただし、アメリカ人のバカ騒ぎだけはついていけない。
一長一短だね。

どちらかというと、ヨーロッパも北側、ブルガリアやドイツの人の方が話が合うのかもしれない。
かといって、イギリス人はとても親日でよい人という印象。
学校は人種のるつぼでとても特殊な状況。
例えば、日本語学校はどんな感じなんだろう。
ブラジル、フィリピン、ベトナム、タイ、イスラムの国の人たち、皆仲良くやっているかと想像すると、そんなの無理だよね。
それなりの理由で語学を勉強していて、言葉もカタコト。仲良くなるのは、本当に相性の会う人がみつかったときくらいでは?
そう考えたら、学校で友達みつけるのは難しい。
だったら、何をすべきか?

それを考えよう!
探そう!