おとな女子留学&ヨーロッパ鉄道の旅

おとな女子のヨーロッパひとり旅です。

一筋縄ではいかない Ms.careless

無事にロンドン市内観光終えて、さて、ボートでエンバンクメントに行って、そこから地下鉄で帰ろうと思ったら…

なんと…


反対方向のボートに乗ってしまった!


次の桟橋…ロンドン塔のところで降りたからよかったものの、船はさらに下流に進んで行きました😅💦

やれやれ…

来たときの地下鉄駅まで行って、地下鉄でキングスクロスへ行き、そこからバスで2つめ。
あっという間だわ!と思ったら、なかなかキングスクロスへ着かない。

駅を見ると、“Mile End”って、聞いたことない駅。
えっ!と思ったものの、扉は冷酷にも閉まり、次の駅でとりあえず下車することに。

次は、“Bow Road”。
右も左もわかりまへん。

反対側のホームに渡って、元来た道を戻ろうとするのですが、この駅は2つの路線が通っていて、ディストリクトラインという、東西のローカルを結ぶ地下鉄と、ハマースミス&シティというキングスクロスなどの主要駅をつなぐ路線があります。
私が乗ったタワーヒル駅もディストリクトラインとサークルラインが同じホームに乗り入れており、行き先を確かめないまま乗った私は迷子になってしまったというわけ。

単純に、戻ればよい話。
そう思っていましたが、そうはいかないのがロンドンなのでした。

ホームの電光掲示板はとても分かりやすく、あと何分でどこ行きの電車がきますよ~って教えてくれます。

キングスクロス行きは12分後。それまでの2本は西の端の方に行きます。
それに乗ってはいけない!と、学習した私は、3本めの列車に乗り込みました。

ところが、社内アナウンスでは、行き先がリッチモンドになっている。

“嘘、嘘、ウソ~”

心の中では、ザワザワしてます。

急いで隣の駅で降りて、行き先表示を確認すると、やはりキングスクロスには行かない列車。

“降りて、よかった!”

そして、またキングスクロス行きを待ちます。

また、12分後になってます。


“あれ?さっき表示されていた電車はどこに行った?”

と、思ったのだけど、西の端行きの電車ばかりが来て、一向にキングスクロス行きは来る気配がない。

そもそも、駅の表示が信用できない、と気づいた私は、経路を変更することに。

隣のホームに頻繁に来る列車は、セントラルライン。
これで、トッテナムコートまで行けば、私のレジデンスの最寄り駅があるノーザンラインに乗り換えられます。

こちらの方が確実。
エアコンのない地下鉄だけど、暑さを我慢してでも、早く帰りたい。

人も少ない、セントラルラインに乗り込み、少し人が増えてきたところで、中国人家族の子供が喧嘩を始めました。
それに触発されたのか、隣のドアにいた刺青の、恐らくドランカーが、私の横で何かを喚き始めました。
私にではなくて、目の前の誰かに向かってです。

うわっ、だから、夜の地下鉄は嫌なんだよねって思いつつ、目を合わせず、何も聞こえない振りをして次で降りました。

トッテナムコートで乗り換えて、最寄り駅まで10分くらい。
寮のある駅に到着。駅前のお店も閉まり始めていて、人通りも少なくなってました。

ちょっと怖かったけれど、疲れていて、帰りついた安堵感だけしかなく、急ぎ足で帰りました。

もう、だから、ロンドンの地下鉄は嫌だよ~。

日本の地下鉄ってすごいなって、改めて思いました。