ミュージカル「王様と私」観に行ってきました
学校の人たちが、ミュージカル行ったよ、なんて話しているので、あまり興味はなかったものの、一回くらいロンドンで行っておこうかな、くらいの気持ちで演目を探してみました。
有名どころは結構やっている。
ところが、なんと!渡辺謙さん主演の「王様と私」がロンドン公演中。
日本人なら、これを見に行かずして、どこにいく!
そして、本当の理由は…
大好きな大沢たかお様が出演されていること。
日本でもミュージカル「ファントム」に主演しましたが、本人は二度とミュージカルは出ないと言っていたのに、渡辺謙さんからの紹介もあって、主演されたそう。
張り切って、一番いい席を探しましたよ~!
前から2列めのど真ん中!
張り切って、日本から持ってきたワンピースとお出かけ靴。
おでかけバッグは持ってこなかったので、現地で調達して、行って参りました。
場所はLondon Paradium
オックスフォードサーカスにあり、100年以上の歴史のある劇場です。
待合ロビーでは、お酒を飲みながら開演を待つ人たちが大勢いました。
ミュージカルなので、全然カジュアルというか、みんな普段着でした。
ミュージカル未体験かつ異国の地。
入り口のおじさんに、印籠のようにスマホのチケット画面を差し出したら、鞄のチェックだった😉💦
入って左に、レセプションがあり、そこで本当のチケットと引き換え。
ここでも、無言でチケット画面を見せると、チケットを渡してくれました😄
ちゃんとThank youは言いましたよ。
でも、どこに行けばよいかわからないので、それは聞いてみました。
奥に歴史を感じるガラスの扉があるので、そこを開けてみると、ワインカラーの絨毯が引き詰められた華やかな世界!
それだけで圧倒されました。
とりあえず、トイレを済ませて、さらに螺旋階段で下の階に降ります。
ここにもバーがあって、みんなお酒を楽しんでいます。
ちょっと早かったのですが、真ん中の席なので早めに席につきました。
舞台が近い!
最高!
結構ギリギリまで入って来ないし、おしゃべりしていて、オーケストラが音楽を奏で始めたら、やっと静かになる感じ。
ドキドキの幕開け…
早速、たかお様✨の登場です。
王に様々な助言をする首相の役なので、貫禄を感じる体に仕上げてあります。
鍛えすぎて、首から顔の周りまで筋肉ついてました。
タイ人役だからか、英語の発音がカタカナ読みっぽくて、これも演出なんでしょうね。
いよいよ謙さんの登場。
表情が豊か、コミカルなんだけどちょっと怖い感じもあり
説明する言葉がみつからないほど、歌も演技も、その表現力は世界レベルだと実感しました。
引き込まれます…💖
すべての出演者の歌もセリフも素晴らしくて、とにかく感動しかありませんでした。
最後はもちろんスタンディングオベンション。
本当はたかお様✨の挨拶のときに立ち上がりたかったのだけど、誰もいなかったので、最後に他の人と一緒に私も立ち上がりました。
もう、胸がいっぱい…。
最後に、いつものシャイな笑顔をみせてくれて、私もなんだかホッとしました。
すべてが素敵でした!
帰りに記念撮影、パシャリ!
オックスフォードサーカスの駅の入り口から人でごった返して入れないので、一駅歩いて、トッテナムコートから地下鉄で帰りました。
と言っても、時間は10時半を過ぎています。
私のレジデンスのあるモーニングトンクレセントはカムデンタウンの隣で、ドランカーがたくさんいます。
駅の近くはまだ明るいのですが、レジデンスのある通りは、古い病院と駐車場、低所得者向けのアパートなどがある通りで、浮浪者っぽい人もよくみかけます。
昼間は安全でも、夜は人通りもなく怖いので、わざわざ一駅手前のユーストンで降りて、タクシーに乗りました。
ユーストンのタクシー乗り場は駅の地下にあって、そこも誰もいない…。
こちらの方が怖いかも、って思うくらいだけど、タクシーはすぐに来てくれて、無事に帰りつきました。
余韻に浸って、幸せな気分…💞
人生で忘れられない経験になりました。